今日、動いた株 2005 3 31
「キヤノン(7751)、上値抵抗線を抜く」
 キヤノンの株価は、日足チャートで、
長らく、一定のレンジの中を上下していましたが、
3月に入って、このレンジの幅が狭くなり、
3月31日に、ついに、完全に、レンジを上に抜けました。
「上昇率ランキングから」
 総合医科学研究所(2385)
 マザーズのランキングに顔を出したのは、久しぶりでしょうか。
この銘柄は、値動きの激しいバイオ銘柄にしては、おとなしい値動きです。
株価は、25日移動平均線を上下しています。
 今後、株価が、長く25日移動平均線の上にいられるようならば、
業績も安定していますので、堅調な展開が期待できるかもしれません。
 いずれにせよ、マメに日足チャートをチェックする必要があります。
この銘柄は、比較的、移動平均線(5日、25日)に対して、素直な動きです。

今後は、新興市場の銘柄を中心に書きます。






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今日、動いた株 2005 4 1
「9888 UEX」 (今日は、店頭市場から)
 日足チャートを見れば、下落を続けていた株価が反転し、
今日(4月1日)の上昇で、25日移動平均線を、上に抜いたということです。
 チャートだけで判断すれば、簡単に見えますが、
板情報を見れば、その難しさが、よくわかります。
 なぜかと言えば、この銘柄は、「売り気配」と「買い気配」が大きく開いているのです。
最終的に、14時59分には、「売り気配」が1300円、「買い気配」が1250円まで広がりました。
時間中は、その差が、20円から30円程度開いていたと思います。
 なぜ、そうなるかというと、売り手が、買い手に歩み寄る気配が、全くないからです。
まるで、売り板を、ショーウィンドウに陳列しているようなものです。
 この場合は、買い手が、高い「売り気配」に飛びつくような形で、
株価が上昇していくパターンだと思います。
 これは、板が薄い新興市場の銘柄では、比較的、よくあるパターンですが、
勇気がないと、攻めにくい銘柄でしょう。
 何しろ、自分が飛びついた後に、続く者がいないと、
「二階に上がったら、降りる梯子がなかった」という状態になるからです。
それでも、そういうリスクを覚悟しないと、こういう銘柄では勝てないでしょう。
 後に続く者が出ると信じて、高い「売り気配」に飛びつくしかないでしょう。
そういう意味で、この銘柄は、上級者か中級者向けだと思います。

今日、動いた株 2005 4 4
今日は、東証一部市場から
「6752 松下電器産業」
 松下の日足チャートが気になっている方も多いはずです。
なぜかというと、2月中旬から、株価が狭いレンジの中を上下していて、
いずれ、どちらかの方向に放れると思われるからです。
 移動平均線についても、5日、25日、75日の移動平均線は、
まるで絡み合うように平行線に近く、ほとんど一本の縄のように集まっています。
 今日(4月4日)は、日経平均株価が軟調にもかかわらず、
松下の日足チャートにおいては、少し上に放れるような動きがあります。
これで、今夜の米国株式市場が高かった場合は、はっきりと上放れるかもしれません。

今日、動いた株 2005 4 5
「7751 キヤノン」
 居場所を変えるのか。
最近まで、株価が、狭いレンジの中を上下していましたが、
3月31日に、このレンジを、上に抜けました。
 その後、もみ合いをしていましたが、
今日(4月5日)に、5日移動平均線に支えられるような感じで、
反発し、少し大きめな陽線となりました。
 これは、もはや、今までのレンジには戻らず、
新しいレンジを形成していく可能性があります。
 この銘柄は、5日移動平均線に対して素直な動きをしますので、
株価と5日移動平均線の位置関係を注目する必要があります。

今日、動いた株 2005 4 6
「4185 JSR」
 東証一部銘柄が続きますが、それはチャートの形が興味深いからです。
さて、この銘柄も、5日、25日、75日移動平均線が接近しています。
移動平均線が集まる場合は、やがて株価にも変化が起きます。
 また、最近の日足チャートの形を見ると、短期的に、Wの形を形成したようです。
今後、25日移動平均線を超えた株価が、75日移動平均線を超えることができるか。
注目していく必要があります。

今日、動いた株 2005 4 7
「富士山」
 2372アイロムの日足チャートを見ると、そう思いたくなります。
上がる時は、小石(陽線)を積み上げていくような形で、徐々に上昇し、
最後は、大きな陽線に続いて、上ヒゲの長い日足で、幕を閉じます。
 下がる時は、大きな陰線が下降相場の始まりを告げ、
小石(陰線)が続いたかと思うと、時々、反発し、
やがて、傾斜角度が、緩やかになっていきます。
そして、傾斜が平らになってきたら、大きく反発して、下降相場は終わります。
 このように、日足チャートには、法則性があります。
もちろん、下降相場が完全に終わったかについては、1週間ぐらいは、
よく観察する必要があります。
いずれにせよ、こうした法則に則って、売買すべきでしょう。

今日、動いた株 2005 4 8

 本当は、新興市場の好調な銘柄を取り上げるべきでしょうが、
本日は、東証一部市場で、日足チャートが気になる銘柄が多いので、
東証一部の銘柄を取り上げます。
新興市場の好調な銘柄については、「来週から」と考えています。
「6273 SMC」
 すでに、2日前に、25日移動平均線を、小さく超えていましたが、
本日は、大きめの陽線が立ち、明確に25日移動平均線から、上に離れました。
「6857 アドバンテスト」
 一昨日、昨日と、日足が25日移動平均線に接触していました。
本日は、株価が、25日移動平均線を超えました。
「9437 NTTドコモ」
 25日移動平均線と75日移動平均線が、絡み合うように集中し、
株価の上値が、二つの移動平均線によって抑えられていました。
本日、株価が、この二つの移動平均線を超えました。
「9984 ソフトバンク」
 何日も、力なく、株価が下げ続けていましたが、
本日、「コツン」と、何かに当たったように、大きく反発し、
株価が、25日移動平均線を超えました。

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